ニキビ治療や、毛穴
治療に使われる
グリコール酸は
α-ヒドロキシ酸(AHA)
という酸の１つです。
このAHAが、果物に
含まれることが多いので
フルーツ酸とも呼ばれて
います。
グリコール酸は分子量が
AHAで最も小さいため
皮膚への浸透がよいと
いわれています。
サリチル酸マクロゴール
ピーリングは、毛穴を
中心に浸透しますが
グリコール酸ピーリング
は皮膚全体から均等に
広い面積で浸透される
特徴があります。
それが、
グリコール酸ピーリング
のメリットですが、逆に
デメリットでもあります。
浸透が速い分、処置の
ときに面積が広くなると
手際良くピーリングを行わ
ないといけなくなります。
サリチル酸ピーリングに
比べると、グリコール酸
ピーリングは扱いが
難しくなります。
ですから、
個人で自家調合して、
自分でピーリングする
ことは大変危険です。
グリコール酸ピーリングも
角質細胞の剥離し、皮膚の
ターンオーバーを促します。
海外では濃度70%の
グリコール酸ピーリングも
あるようですが、日本人の
肌には強すぎると思います。
当院では20%から30%の
濃度で、肌の状態いや病状
によって使い分けています。
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